ミレニアル世代の共働き夫婦blog

結婚3年目。30才の夫と、27才の妻が共働きをしながら幸せな生き方を模索しています。

「天は人の上に人を造らず~」の本当の意味

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夫のトムタです。

 

数年前に、かの有名な福沢諭吉の『学問のすすめをさっと読みました。
これは齋藤孝さんのよる現代語訳版です。


一万円札の肖像になっているほど偉大な日本人がどんな人物だったのか、名著を通して知りたくなったからです。


ほとんどの日本人は、

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

というフレーズは聞いたことがあると思います。
これは「学問のすすめ」の冒頭に書かれている言葉です。


この言葉から、

人は皆同じ権利を持ち、身分に上下などない。
つまり、人は皆平等である。

と解釈すると思います。


この言葉を聞いても多くの方は、「キレイごとで理想主義的なこと言ってんじゃねぇ」
と思うかもしれません。私もそうでした。

 

しかし、この文章には続きがあることをご存知でしょうか。


その内容を要約すると、


「しかし、実際は賢い人も愚かな人もいるし、金持ちも貧しい人もいる。
この雲泥の差は何か?
その違いは、
学ぶか学ばないかによってできるものだ。」

 

というものです。

だからこそ、「学問のすすめなんだと気づかされました。

ここまで読んで始めて、「天は人の上に~」の本当の意味がわかります。

 

その他の内容も、現代にも通じる深い示唆を多く含んでいるので、福沢諭吉という人物の偉大さを感じることができると思います。


最後にまとめると

貧しい人ほど勉強しろ!

ということだと解釈しました。

私も時々読み返して、勉強するモチベーションを高めています。

 

 

トムタ

 

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