『となりの億万長者』
夫のトムタです。
アメリカのベストセラー『となりの億万長者』を読みました。
この本の内容を一言でまとめれば、
「億万長者(=ミリオネア)は、高級車やタワーマンションのような目立った生活をしているのではなく、地味な生活をしている隣人の可能性があるよ!」
という内容です。
「えー嘘だ!」という感想を持つかもしれませんが、これは著者が調査をした上での結論です。
そもそも億万長者の定義から考えます。
「億万長者(ミリオネア)」 … 金融資産100万ドル以上(日本円換算で約1憶円)
つまり、
(Aさん)年収2000万円・貯金500万円
(Bさん)年収500万円・貯金1億円
の二人がいたとしたら、億万長者はBさんです。
ここで、億万長者ではなく「金持ち」を3タイプに分けてみます。
①高収入・低資産タイプ(Aさん)
→収入は高いけど、その分よくお金を使う。
②低中収入・高資産タイプ(Bさん)
→収入は多くないけれど、投資などで計画的に資産運用して増やした。
③高収入・高資産タイプ
→本当の富裕層。
ミリオネア(資産1億円超え)の比率としては、②のタイプが多いようです。
(ビリオネア(資産約1000億円超え)になると、当然③しかないでしょう。)
データとして、資産運用計画を若い時期からしている人の方が可能性は高いということです。運用は他人任せではなく、自分の頭で考えることが大事です。
ここで、おそらく
「お金を使わないで我慢する生活で億万長者になっても、人生楽しくない!」
と考える方もいると思います。
ただ、②のタイプは、「経済的自立」を目標にしていることが多いので、①のタイプの価値観とは全く違うのだと思います。
なので①、②に優劣をつけるのではなく、自分の価値観にあった人生を選択することが幸福度を上げるために重要なのだと思います。
私個人しては、②のタイプの価値観に近いです。
・共働き
・資産を増やす目的が明確
・早い時期から資産運用計画を立てて実行する
そんな家庭は億万長者になる資質があるようです。
トムタ
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